
寄り道
社会人になって以降
ほぼコミック本を
読まなくなりました
(。-_-。)
とはいえ
紙媒体の衰退が
避けられない
時代の潮流の中
紙質の
肌触り(肌感)に
ノスタルジア(郷愁)
のようなモノを
覚えるのも
確かです
もちろん
時の流れに抗(あらが)う
つもりは
毛頭ありません
むしろ
積極的に
意識を
変えていこうと
思ってる
昨今です
(^-^)
ランキング外
初めて
自身のお小遣いで
コミック本を購入したのは
小学生低学年(3年生)頃
だったと思います
当時
書店で
週刊漫画雑誌を
立ち読みするように
なってました
そして
ある日
立ち読みだけに
とどまらず
限られたお小遣いと
相談しつつ
半ば衝動的に
購入するに至った
との記憶です
その初めて購入した
コミック本のタイトルは
「ダメおやじ」
でした
振り返ってみると
最初に購入する
記念すべきコミック本が
どうして
「ダメおやじ」なワケ?
ってどうしても
思ってしまいますが・・・
ところで
当時「週刊少年サンデー」に
連載されてました
全18巻のうちの1冊
おぼろげです
けど
おそらく
購入したのは
第5巻だった
と思います
ウキウキしながら
家に持ち帰り
読み終えた後も
宝物のように
本棚に飾っていた
のを覚えてます
以降
小遣いの許す範囲で
コミック本の収集(購入)が
始まりました
なーお
主人公のダメおやじ
会社では
ドジ・バカ丸出しで
後輩にも
先を越されて
無能扱い
家でも
稼ぎが悪いと
虐待される始末
が途中
大財閥令嬢に
そのココロの温かさを買われ
人生のパートナーとして
大会社である
ダメおやじ株式会社の
社長に抜擢され
一大転機を迎えます
めでたし・めでたし
ですネ😄
ランキング 第3位
コミック本を
購入するようになった
馴れ初(そ)めに
触れておく
必要があると思い
あえて
ダメおやじを
取り上げた次第です
でーは
いよいよ
ココロに残る
コミック本ベスト3
を紹介するコトにします
まずは第3位!
「男一匹ガキ大将」
週刊少年ジャンプで
連載されました
番外編の21・22巻を含めて
全22巻
作者本宮ひろ志の原点
とも位置付けられる作品です
主人公
戸川万吉(とがわまんきち)
ケンカが大好きですが
強いワケではなく
たーだ
負けても弱音を吐かず
勇敢
万吉は
義理と人情溢れる
小さな村の
ガキ大将として
君臨してましたが
次第に
「ケンカだけできてもダメだ」
という
思いに駆られ
東京で
何か大きなコトを
成し遂げようと決意
周囲のヒトのココロを
惹(ひ)きつける
万吉の人柄が魅力的です
一見ケンカばかりの
悪ガキのように見えますが
その芯は
しっかりしており
軸があります
貪(どん)欲に
いろいろなモノを吸収し
ガキ大将としてではなく
一人の漢として成長
個性豊かな
キャラクターが
周囲に続々と
集まってきます
最初の頃は
ガキ大将として
周囲の不良たちを
従えますが
地元を飛び出し
上京してからは
浮浪者たちのコミュニティを
仲間に付けたり
財界の大物に
一目置かれたり
「株式投資」の世界に
足を踏み入れたりと
持ち前の正義感で
大人の社会に
殴り込んでいく
に当たって
いわゆる番長マンガ
であるにもかかわらず
ビジネス要素も
盛り込んだ
先の読めない展開が
見どころの一つです
元々
作者は
「富士裾(すそ)野での東西決戦」
で完結(全11巻)のつもり
だったらしいですが
編集側の強い意向で
その後も
断続的に
連載が続きました
ストーリーの後半では
原油価格の急騰に
抗(こう)するため
全国の不良ら
(万吉28人衆の残り)
を率いて
直接中東まで
原油の買い付けに
向かうなどしてます
個人的には
ペルシャ湾空爆から
東京湾封鎖等にかけて
土佐の源蔵ら
不良仲間が
次々と
亡くなる場面を読むにつけ
何ともいえない心境に
なりました
当時
毎週
少年ジャンプが
待ち遠しかったです
立ち読みの
習慣がついたのは
このお陰ですね
(^O^)
正直
「大ぼら一代」と
どっちにしようか
最後まで
迷いましたが
最初に夢中になったマンガ
という点が
選定の決め手です
(^_-)
ランキング 第2位
続いて
第2位は
「みゆき」
作者はあだち充
「少年ビックコミック」
で連載されました
コミック本は
全12巻です
先の本宮ワールドは
ヒトを選ぶかもですが
このコミック本は
性別を問わず
ファンが多い
のではないでしょうか
主人公
若松真人(まさと)
その同級生で彼女でもある
鹿島みゆき
(便宜上「鹿島さん」といいます)
真人と血の繋がらない
妹若松みゆき
(「みゆき」といいます)
の三角関係をメインとする
ダブルヒロインの
ラブコメ作品です
妹のみゆきが
とにかくモテます
なのに
みゆきは
同居中の冴(さ)えないダメ兄貴の
真人に
魅かれてます
真人のほうは
鹿島さんと
親密な友人関係を
持ちながらも
みゆきへの想いを
募らせます
真人は
自身が
実の兄でないコトを
明るみにすると
みゆきが
天涯孤独に
なってしまう
それだけは避けたい
との一心で
妹への恋心を
封じてたコトが
ストーリー後半で
読者に分かってきます
ストーリー展開の中で
途中
真人が
1年浪人して
志望大学に入学します
あり得ないのは
才媛で
家事もこなし
性格(大和撫子的)も
文句のつけようがない
鹿島さんが
(強いていえば完璧なところが唯一の欠点)
真人の学力に合わせ
わざわざ1浪して
その大学に入るだけでなく
勉学・スポーツ万能の
みゆきまでもが
その大学に
通うコトになるのです
リアルでは
絶対に
万が一にも
なーい!!
ですよ(~_~メ)

勉学もスポーツも
あまり得意ではなく
イケメン
というワケでもないのに
どうして
理想的な
ダブルヒロインから
恋い慕われるのか
いまだに
アタマの整理が
ついていません(+o+)
誰か
教えていただけると
有難いです(T_T)
そして
三人は供に成長し
一定の歳月が流れます
ある日
幼馴染で
サッカー日本代表になった
沢田優一が
若松家を訪ね
みゆきに一目惚れ
その後
沢田は
みゆきに
結婚を申し込み
二人は結婚する
コトになります
しかし
真人は
みゆきへの想いを
断つコトができないまま
披露宴当日を迎えました
披露宴開始
宴もたけなわとなり
新婦の
親族代表(父親代わり)として
真人が
祝辞を述べます
昔
妹と知らず
ナンパしたエピソード等
に触れていきます
ところが
しばらくすると
会場が
ざわつき始めます
真人が
激しく
泣き出したからです
真人は
今が
二人の母親
つまーり
実の母親と
父の再婚相手の
二人の母を
病気で亡くした時と
全く同じ
気持ちであるコト
しかも
今度は
みゆきをも失おうとしてる
コトに触れ
この土壇場で
暗に
みゆきへの想いを
告白するのでした
披露宴での
真人の爆弾発言で
ココロを痛めた
鹿島さんは
その後
傷心(しょうしん)を
癒(いや)すため
北海道への旅に
出てしまいます
同じく
披露宴で
みゆきを奪われた
沢田も
北海道で
旅をしてました
そして
二人は
北海道で
再び出会います
互いに
笑みを
浮かべながら・・・・・
きっと
二人は
結ばれるに違いない
と考えて
心痛を和らげたのは
自分だけでは
なかったはずです
最後の
ストーリー展開が
これ程切なく
意味深なマンガを
自分は知りません
なおなお
アニメみゆきの
エンディングソング
「思い出がいっぱい」
のメロディと歌詞が
マンガのストーリーに
ガチで
ピッタリですネ(^^♪
ランキング 第1位
それでは
お待たせしました
第1位に輝いたのは
「夜明けのマッキー」
週刊少年サンデー
に連載されました
作者は望月三起也
全3巻です
小学5年生の頃
だったと思います
クラスメイトから
勧められて
全3巻を借り
自宅で
一気に読んだのを
覚えてます
そのクラスメイトには
いまだに
感謝の気持ちで
一杯です
( ^)o(^ )
主人公の
若きカメラマン
麻樹(マッキー)は
国内の
グラビア写真等で
脚光を浴び
人気絶頂の
売れっ子カメラマンとして
順風満帆(ぱん)に
稼いでました
でもでも
カメラマン人生に
疑問を抱き始め
栄光と栄華をかなぐり捨てて
カメラ一つで
命の保証のない
戦場カメラマンの
世界へと
果敢に挑戦
内戦で
火花を散らす
アフリカの
紛争地帯へと
単身乗り込み
勇猛果敢と謳われた
前線の傭兵部隊
「牙」
に身を投じて
従軍します
銃撃戦の中
戦車の
砲弾による爆撃や
装甲車等の
爆破の破片の雨を
掻い潜(くぐ)り
戦争の殺戮(りく)や
悲惨な状況の連続に
衝撃を受けながらも
命からがら生き延び
貴重な戦場写真を
撮りまくります
日本に送った
ショッキングな
戦場写真が
国内で
大きな反響を呼び
マッキーは
スター・ヒーロー
となります
自身の写真で
戦争を終結させる
という使命感に燃える
マッキーでしたが
より残酷なシーンを
追い求めるあまり
味方の指揮官を
黙殺・見殺しにして
その死の瞬間を
フイルムに
焼き付けます
その後
良心の呵責(しゃく)
に耐えかねた
マッキーは
従軍中に
記憶喪失に
陥ってしまいます
マッキーの戦場写真が
国内でバカ売れし
大儲けをした
出版社は
マッキーを戦場で殺し
スター・ヒーローから
レジェンドにして
写真集を更に売る
という最期の大儲けを
画策し
アフリカ外人部隊へ
密かに
テコ入れをします
こうした中
何も知らない
マッキーに対し
戦場の危険以外に
部隊内部からも
最悪の危機が
迫ってました
その頃
マッキーの従軍する
「牙」には
難航不落の
敵要塞攻略命令が下り
「幻の49人部隊」と呼ばれる
援軍が
着任します
そして
早々に
敵要塞が構築されてる
ライオン台地において
戦局を左右する戦いが
繰り広げられます
なーお
例えば
ジャングルは
奥行きを感じるし
爆発シーン等も
リアリティ十分である
など
全体を通じ
構成のみならず
描写についても
秀逸といえます
そして
いよいよ
ストーリーの
ラスト場面
上出来
見事
感動
絶賛
などでは
表現し尽くせないほど
素晴らしいの一言です
マッキーと戦友らは
一か八かの
大勝負に出ます
荒廃した大地で芽生えた
友情を
携えながら
目標物
(止まっている戦車)
に向かって
共々
歩き出すのでした
その場面では
眩(まぶ)しいほどの
夜明けの
光
が描かれてます
まさに
マッキーの
ヒトとしての
夜明け
がやってきたかの
ように・・・・・
今回の記事のお陰で
雑多な国籍と多人種という
庸兵集団(雇われ兵士)
とかかわりながら
マッキーが
自ら見て感じたモノ
さらに
記憶の戻った
マッキーが
最後の最後に
たどり着いた
境地
が一体どういうモノ
だったのか
を自分なりに振り返り
思索を深めるコトが
できました
(*^_^*)
本当に
掛け値なしで
超オススメ
でーす
(・ω・)
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