
#寄り道#
本人:職場先輩
相手:同後輩
相手:うがい薬を
目薬と間違えて
目にさしてしまい
眼科に行ってきました
本人:災難でしたネ
それで?
相手:ナースさんが
「どちらの目ですか」
と聞いてきたので
「両方の目です」
と伝えたんです
本人:すると?
相手:ナースさんに
言われちゃいました
「普通は片方で
気づくんですけど」
ヒトは高度に複雑な感情を有する動物
日常生活において
意識的に
気分転換(リラックスモード)
を取り入れ
睡眠を確保するコトが
重要なのは
後記関連記事で紹介済みなので
ここでは
詳細に繰り返すコトを
避けますけど
セロトニンの分泌促進
副交感神経の活性化
によって
ヒーリング(回復)効果が
得られるとしても
高度に複雑な
感情(情動を含みます)を有する
ヒトは
現実の部面で
一旦
高揚感
達成感
満足感
幸福感
などの
ポジティブ感情
を獲得できたとしても
時々刻々と縁する
事象によって
その感情は
瞬時に
不安(悩み)
嫉妬(憎悪)
憤り(敵意)
などの
ネガティブ感情
に取ってかわって
しまいます
見方を変えると
心象面では
喜(き)と怒(ど)
哀(あい)と楽(らく)
愛(あい)と憎(ぞう)
現象面では
陽(よう)と陰(いん)
真(しん)と偽(ぎ)
善(ぜん)と悪(あく)
美(び)と醜(しゅう)
などの
対(つい)・表裏の関係性を有する
事象が
あたかも
重ね合わさって
二重性
を纏(まと)うように
いとも簡単に入れ替わる
あるいは
不即不離(ふそくふり)に
相対してる
のが
現実世界の実相かも
この点
室町時代に
現在の「能」の祖型(そけい)である
猿楽(さるがく)を大成した
世阿弥(ぜあみ)も
その理論書である
「風姿花伝(ふうしかでん)」の中で
「善も悪も本来別物ではなく突き詰めれば同じモノ」
旨述べてます
ともあれ
ポジティブ感情が
純粋に
ずっと保持されるコトは
あり得ない
ばかりか
形象(けいしょう)として
いわば表の顔では
ポジティブ感情が表れてる
けれども
その裏側では
ネガティブ感情が身を潜めてる
と捉えるコトも
あながち
的外れとはいえません
(。-_-。)
もうひと堀りすれば
表裏の事象が
あたかも
重ね合わさりながら
同時的(パラレル)に
並存するのが
自然界の理(ことわり)なのでは
ないか
いーや
もしかすると
二重にとどまらず
多重的なのかも
と独見・空想してます
“(-“”-)”
いずれにしても
歴史上の
哲人・偉人でさえ
不安や悩みに苛(さいな)まれ
もがき苦しんでるのに
人生の途上
たまたま
運よく
局所的・外面的に
勝ち組に入ったから
といって
「いかにいわんや凡人をや」
と心得てます
(・.・;)
ネガティブ感情との向き合い方
生きてく上で
厄介な
ネガティブ感情と
無縁ではいられない
とすれば
ネガティブ感情と
どう向き合っていくか
(スタンス)によって
人生の豊かさが
変わってくるのは
容易に
理解できます
さてさて
不安の存在により
メリットを
享受するコトも可能です
例えば
物事を慎重に考えたり
リスクをキャッチする感度に
磨きがかかり
向こう見ず
無鉄砲な行動
のブレーキになってくれたり
するからです
またまた
不安があるからこそ
努力に身が入り
周到に準備し
事に備えたり
できるともいえます
さらに
脳科学的・生理学的
にいえば
「いま・ここ」に
気持ちを集中させるコトを
手助けしてくれます
ネガティブ感情で
涙を流すと
ストレス物質(ホルモン)である
ノルアドレナリン
(毒性があり体内の活性酸素を増加させ免疫力を低下させる働きがあります)
を抑制し
精神安定(神経伝達)物質である
セロトニン(幸せホルモン)
が分泌されます
落涙(らくるい)は
ノルアドレナリンの過剰から
心身を守ってくれるのです
このような
ネガティブ感情における
メリットの側面を捉えて
「必要悪」などと
位置付けるのも
もちろん
「アリ」
ですけど
それなりの
市民権を与えて
共存共生
の友好関係を
模索するコトも
選択肢の一つ
かと思ってます
( ^)o(^ )
感情生成のメカニズム
ネガティブ感情との共存共生
を模索し
友好関係を構築する道
を選ぶ場合
次に
当然
どのようにネガティブ感情と
付き合えばよいのか
という点が
関心事となってきます
(‘_’)
もっとも
その点を検討する前に
感情が生起するメカニズムを
簡単に
押さえておきましょう
主に
感情を作り出すのは
脳の奥にある
偏桃体(へんとうたい)であり
情報処理の中心的役割を
担ってます
感情とは
この偏桃体が
下した評価を
心身に伝える
メッセージであり
心身の危険度を知らせる
シグナル・サイン
の役回りをしてます
一方
前頭前野(ぜんとうぜんや)は
脳の前方に広がる領域で
理性的・論理的に判断する
働きがあり
偏桃体の評価に対し
無意識的又は意識的に
ブレーキをかける
役目があります
不安感と神経伝達関連遺伝子との関係
ネガティブ感情のうち
特に
不安感との関係で
脳の仕組みについて
ざっくりと
触れてみます
神経終末から放出された
セロトニン(神経伝達物質)を
リサイクル(再利用)する
働きを有するのが
神経伝達に関連する
セロトニントランスポーター遺伝子
です(‘;’)
この遺伝子が少ない
類型(SS型)のヒトは
セロトニンがリサイクルされずに
体外に排出されるため
慢性的に
セロトニン不足に陥り
不安を感じやすい傾向に
あります
日本人は
遺伝的に
この類型に属する割合が多い
といわれてます
(´・ω・)
なーお
日本人の場合
セロトニンの分泌が多い
LL型の割合は
1.7%
にすぎない
そうです
(・ω・)
ネガティブ感情との具体的な付き合い方
それでは
ネガティブ感情と
どのように
付き合ったらよいのか
具体的に
考えてみます
まーず
最初に
検討対象を
明確にしておきます
以下では
偏桃体の下した評価に対し
意識的に
ブレーキをかけるなどして
ネガティブ感情をコントロールする場合
を前提とします
いうまでもありませんけど
無意識的な場面では
あらかじめ
付き合い方を心積もりするのが
困難だからです
以上で
土俵の設定が済んだので
いよいよ
本題(具体的な付き合い方)に入る
コトにします
例えば
知的レベルが
どんなに高くても
ある事象を認知し
反応するコトで生じた
ネガティブ感情を
意識的(理性的)に
コントロールできるかどうかは
別問題!
更に
掘り下げると
感情のコントロールは
生来(アプリオリ)的
先天的
なモノ
というよりも
環境要因によって
後天的に備わる
側面(経験値の度合い)が強い
と考えます
( ^)o(^ )
というコトは
ネガティブ感情との
付き合い方も
一種のスキル
と捉えるのが得策
もーっと
端的に言えば
付き合い方をパターン化し
心積もりしておく
コレが
肝となります
さーてと
お待たせしました!
早速
ネガティブ感情との
付き合い方を
多角的観点から
順次
敷衍(ふえん)する
コトにします
1 自己耐性の強化・感謝の気持ち
⑴ ポジティブ感情は
ネガティブ感情がある
からこそ
より生かされ価値を増す
⑵ 感情の浮き沈みを通じて
「生」を実感でき
「いま・ここ」
を生きる上での
充実感が増す
などと捉えて
ア 自己の耐性を強め
ネガティブ感情を手なずけます
ィ ネガティブ感情が生じる
原因自体に感謝できるよう
気持ちを切り替えます
この感謝に係る方法論は
後記「自己暗示」の項で
具体的に触れておきました
2 最悪事態の想定
あらかじめ
最悪の事態を
想定して織り込む
コトで
ネガティブ感情が
ココロに与える震度・振幅を
最小限に食い止めます
逆に
最悪の事態を
織り込めない
受け入れ難い
というモノには
そもそも
かかわらない
例えば
失敗すると
経済的に破綻し
相場からの退場を
余儀なくされる
値動きが心配で
アタマから離れず
他のコトが
手につかなくなる
というような
投資には
絶対に
手を出さない
コトが肝要です
蛇足ですけど
年単位で結果を求められる
専門業者に
食いモノにされない
ためにも
個人投資家は
時間軸を長く据(す)えるのが
勝ち筋と心得てます
(-ω-)/
3 高次元の感情の優先
より高次元の
ネガティブ感情が
表出するような事柄に
トライ・チャレンジし
そのネガティブ感情と
優先的に付き合います
目下(もっか)・既出の
ネガティブ感情は
前記高次元ネガティブ感情に
吸収されてしまうからです
(大は小を兼ねる)
4 生理学的観点からの時間稼ぎ
生理学的にみると
ネガティブ感情により
一時的に
ノルアドレナリンが
分泌されたとしても
カラダの仕組みとして
最終的には
セロトニンも後追いで分泌される
コトになるので
病んでない限り
時間の経過により
必ず
落ち着けます
というコトは
時間が解決してくれる
ワケなので
とにかく
好きなモノに没頭したり
気分転換をして
時間を稼ぐのです
(^・^)
5 社会心理学的アプローチ
認知行動療法(CBT)は
不安の原因を
明確にする手法です
不安を明確化する
コトで
課題として
見据えるコトができ
克服しようと
前向きに
取り組めます
明確に
イメージできてこそ
自由自在の
コントロールが
可能となるからです
このアプローチの
ポイントは
不安をただ漠然と
ほったらかしにしない
という点
ただーし
誤解のないように
念押ししますけど
LL型のヒトであれば
このアプローチは
かなり期待できる
かもですが
SS型のヒトの場合
たとえ
課題を克服しても
何らかの縁によって
別の不安が
すぐに表れる公算大
ですから
課題を解決して
不安の解消を目指すよりも
不安そのモノは
精神の作用として
常に
潜んでおり
いつでも姿を見せる
と自覚した上
共存共生のスタンスで
うまく
付き合っていくのが
賢い選択かも(‘;’)
6 自己暗示
「必ずうまくいく」などの
自己暗示(おまじない)をかけて
一例を挙げると
朝起きてから
自身の願い・祈りと
それが叶ったときの自身の姿
を想起するほか
誓願を立てつつ
「いま・ここ」を生きてる
自身の立場に
感謝するのです
不思議ですけど
感謝の気持ちは
身構える
ココロ・カラダから
無用な力を抜いてくれ
リラックスできます
以上の所要時間は
せいぜい
1~2分(^.^)
7 感情の廃棄
自分は活用してませんが
赤裸々(せきらら)な思いの丈(たけ)
つまーり
ネガティブ感情を
本人のカップ(許容量)から
溢(あふ)れ出る前に
廃棄処分する
ようなつもりで
「ブログ(非公開)」や「日記帳」
又は
気の置けない相談相手
にぶつけて
スッキリさせます
8 日常生活の習慣化
後記関連記事で
詳しく触れてますが
日常生活での
具体的な行動を通じて
セロトニンの分泌を促すほか
食事面からも
コレを意識します
例えば
ビタミンB6を含む食物
(赤身肉・鶏肉・牛レバー・マグロ・カツオ等)
の摂取
サプリメントでも
代用可です
余談
ネガティブ感情との付き合い方
について
自分のやり方(考え方)
あるいは
思いついたモノ
を多角的に紹介してきた
つもりですが
ほかに
心理学的な考え方を
ベースとして
「コーチング理論」
「アンガーマネジメント」
などのメソッドも
提唱されてます
(^<^)
なおなお
ネガティブ感情の暴走に対し
歯止め(ブレーキ)が利かない
ようなとき
コレは
心配性(気質)
を超えて
不安障害(強迫性障害・パニック障害)
などの疑いも
視野に入ってきます
もーし
専門機関等で
上記障害系が診断された場合
専門家との情報共有が
重要になりますから
内面の問題にとどめず
ワークブック等を利用して
可視化
が求められたりします
そして
可視化された情報を基に
P(プラン)・D(ドウ)・C(チェック)・A(アクション)
のサイクルで回しつつ
仮説検証と療養
のプロセスを経る
ようです
いずれにしても
メンタルヘルス
(ココロの健康)
対策として
セルフケア
だけでは
どうしても
限界があるので
気軽に
専門機関等への相談・受診も
検討してみてください
(*^_^*)