
#寄り道#
本人:職場先輩
相手:同後輩
相手:オススメの指南書的な読み物ってありますか
本人:いつもながらの唐突な質問ありがとうございます
とっつきにくいですが
中国唐代に編纂(へんさん)された
「貞観政要(じょうがんせいよう)」
(全10巻40篇)が一押しです
底流には万民を愛育(あいいく)するとの仁慈(じんじ)の精神があります
相手:膨大過ぎて現代人には荒唐無稽(こうとうむけい)に感じますけど・・・
1 創業は易く守成は難し
創業(草創)は
易(やす)く
守成(しゅせい)は
難(かた)し
つまーり
新しく事業をやるよりも
その事業を衰えないように
維持するほうが難しい
という
故事成語(ことわざ)が
あります
経営・事業の
ビジネスに限らず
非営利・プライベートを含む
組織・個人一般に転じてみても
一時的な
目標達成
成功・勝利
よりも
その成果・結果の状態を
持続させるほうが
難しかったりします
例えば
明確な目標を設定し
その達成に向けて
努力をする
というのは
ある意味
シンプルで
モチベーションも保ちやすい
のですが
一旦
目標を
クリアしてしまうと
モチベの維持が
困難となり
新たに
目標を再設定し
成果を出し続ける
という
無限ループに
入り込んだりします
目標達成・成功・勝利は
目の前に
「ニンジン」がぶら下がる
など
モチベが高まりやすいものの
成し遂げた
結果・状態の持続は
自身との
地味~な格闘を強いられるほか
一時的な成功等を手に入れた
コトで
周囲の見方が変わり
知らず知らず
本人に
油断・慢心が生じたり
根源的欲求に根差した
内面からの誘惑
外部からの甘い話
があったり
するかもです
(._.)
2 モノさし
せっかく
成功・勝利を手に入れても
落とし穴が
待ち構えてたり
今後の
大失敗に向けた
スタート
だったりしがち
ではでは
このような事態に対し
事前に
どう対処したら
いいのでしょうか
ヒトというのは
本能・欲求に
翻弄(ほんろう)されやすい
弱い存在なんだ
と自覚した上
内面からと外部による
「モノさし」
を構築しておくのが
人生を誤らず
賢く生きるための
スキル
であって
肝
だと
心得てまーす(^.^)
この点を
具体的に
触れてみます
⑴ 内面からのモノさし
自身の思考や言動の
規範となるモノを
あらかじめ
設けておきます
自分の場合
真・善・美
だったりします
目先の
成功・勝利に
目がくらみ
勝てば官軍
背に腹は代えられぬ
などとして
都合よく割り切り
一時的に
結果をつかんでも
持続は難しいし
ムリやり
持続させても
健全・真っ当な部分が
そのヒトに
残ってる限り
ココロの平穏が
訪れるコトはない
というのが
世の理(ことわり)です
⑵ 外部によるモノさし
人生のパートナー(夫婦)
身近な家族・仲間
からの
耳障りな感想・意見
職場関係(上司・同僚・スタッフ)
所属グループ・コミュニティ(スポーツ・趣味等)
からの
指摘・アドバイス
以上のオフライン
ばかりでなく
オンラインによる
情報発信を通じての
やりとり
などなど
自身の言動を
振り返ったり
フィードバックできる
機会・場を
意識的に
確保するコト
そして
何よりも
外部の話に
気持ち良く
耳を傾け
必要なら
積極的に
取り入れる
オープンマインド
が常勝人生の肝
と心掛けてまーす
( ^ω^ )
3 余談
古今東西を通じて
一番槍より
諫言(かんげん)が難しい
といわれてます
自身に対する
生殺与奪の権
(せいさつよだつのけん)
を有する
主君・上役(うわやく)
であれば
なおさらです
だからこそ
ビジネス・パーソナル
を問わず
御意見番
の存在が重要
周囲は
利害関係が
あればあるほど
諫言の相手に関する
思考パターンに
敏感です
なので
諫言に対しては
発言相手に
あえて分かる形で
感謝の気持ちを
示してあげるコトが
要諦となります
逆に
間違っても
相手に対して
ネガティブな反応・態度は
NG
愚策中の愚策
と自戒してます
( ˘ω˘ )