寄り道
本人：職場先輩
相手：同後輩
本人：好きな香りを嗅（カ）ぐと
リラックスできませんか
相手：確かに
日常よく経験してまーす
本人：鼻から吸い込んだ
芳香（ホウコウ）が
大脳辺縁系（ヘンエンケイ）等に
作用し
自律神経を整えるからですネ
相手：今度
アロマを活用しようかなぁ
本人：フランスでは
アロマセラピーが
医学部の
必須科目だったりしますよ
仲間の出現
赴任先の松本
（長野県の第二都市）
エピソードはここから
始まりました
当時
娘らは
小学生の高学年
自分が
仕事から帰宅すると
テーブルの上に
メモ紙が
置いてあります
妻子らだけで
夜間の夏祭りに出かけた
ようなのです
しばらくして
ワイワイ
キャーキャー
笑い声交じりで
妻子らが
帰ってきます
仲間
同伴で
この仲間というのは
夏祭りの定番中の定番
といっても
過言ではない
金魚すくい
で妻子らがすくい上げた
６匹くらいの金魚たち
だったのです
金魚の飼育
金魚は
江戸時代に
庶民の間で広がり
日本人の生活に
深く根ざしてきました
実際
夏祭りの露店の金魚すくい
ホームセンターのペットコーナー
などなど
金魚は
日本の文化の一つ
ともいえます
ところで
淡水魚の金魚は
自然界には存在しない
生き物です
室町時代に
中国から日本へ初めてきて以来
ヒトによる交配を重ね
品種改良されてきました
その中で
金魚すくいでよくみられる
金魚が
和金（ワキン）
タイプといわれるモノで
総じて
丈夫！
なーお
金魚の長寿ギネス記録は43歳です
金魚の飼育に必須の
アイテム（用具類）は
①水槽
②ろ過フィルター付エアポンプ
③カルキ抜き
飼育時の心得ポイントは
④水の入替え
⑤水質・水温の管理
⑥エサのあげ方
だったりします
以下において
具体的に
補足していきまーす
水槽
水槽の選び方は
飼育予定の金魚の数
砂利・水草（ミズクサ）
を入れるかどうか
により
適切なサイズが変わってきます
また
金魚の成長に応じて
金魚鉢等の
小型の水槽から
大型の水槽に
設置可能なスペースと
相談しつつ
取り替える必要があります
なおなお
金魚は
水槽のサイズに応じて
成長具合（体長）を自律調整できる
といわれてます
賢いですよネ
エアポンプ
ろ過フィルター付エアポンプは
水質をキレイにする
だけでなく
エラ呼吸の金魚が水中で過ごす
のに必要な酸素を供給します
水中の酸素が不足すると
水面近くで
口をパクパクさせる
「顔上げ」
という行動をとります
カルキ抜き
日本の水道水は
軟水で中性のため
金魚の飼育に向いてます
水道水には
殺菌消毒のために
微量の塩素が
含まれているので
水槽に入れる前に
塩素を抜いてあげる
必要があります
市販の中和剤を
使用しても構わないし
夏場であれば
日光のよく当たる場所に
１～２日
汲（ク）み置きする
コトで
塩素抜きが可能
固形タイプもありますが
液体のカルキ抜きが
使いやすいです
水の入替え
金魚の様子
水の濁り
を見ながら
定期的に
水の入替えが必要
特に
夏にかけては
こまめにやるのがベター
入替えの頻度は
小型の水槽の場合
１～２週間に
１回程度
ろ過フィルター付きの
水槽の場合
１か月に
１回程度
水の３分の１くらいを交換
入替えの際
一旦
金魚を別の容器に移しますが
コレを網（アミ）で行うと
傷が付くリスクがあるので
小さな容器に水を入れ
そこに網で追い込む
ようにします
ちなみーに
後出（コウシュツ）のとおり
自分自身は全く
できてなかったです
(._.)
水質・水温の管理
飼育水の中には
水質の安定化に役立つ
バクテリア（硝化バクテリア）
が存在するので
入替え時に
全ての水を捨てると
バクテリアが激減し
水質が不安定な状態になり
飼育水も
汚れやすくなって
金魚にストレスを与えるリスクが
生じてしまいます
金魚は
水温の変化によって
体温が変わる
変温動物ですから
水の入替えの際
水温を急に変えない
点がポイント
むろん
自分自身のコトは
棚に上げてまーす
(・_・;)
金魚は
水温の変化に耐性があるので
５～35℃でも
死んでしまうコトは
ありません
たーだ
水温が５℃前後になると
活性が下がって
冬眠に入るため
エサも食べず
ほとんど
動かなくなります
できれば
水温計を設置し
適温を確認しながら
飼育できるのがベター(‘_’)
さーてと
皆さん
金魚が冬眠するって
知ってました？
何を隠そう
自分は
後記のとおり
ネットで調べるまで
知りませんでした(-.-)
金魚は
水温10℃前後で
動きが鈍くなり
水温５℃以下になると
冬眠します
冬眠自体は
問題ありません
逆にいえば
水槽用ヒーターを導入して
水温を上げるコトで
一年中
元気に泳ぐ姿を観賞できる
のです
飼育中
水が緑色に濁るコトもあります
その正体は
アオコと呼ばれる
植物性の
プランクトン
適量なら
悪影響ないですが
度が過ぎるようなら
直射日光を避けるなどして
設置場所を見直します
エサのあげ方
「エサのやり過ぎ」は要注意！
金魚には満腹中枢がない
といわれてるので(´ω`)
エサのやり過ぎは多量のフンとなり
しかも
残ったエサが底に沈んで
放置されると
水質悪化に直結し
金魚の死活問題に
つながります
エサのやらなすぎ
の観点でいえば
ぶっちゃけ
金魚の場合
１週間くらい
エサを与えなくても大丈夫
だそうです
（自身は未経験）
その他
既に触れましたが
ヒーターは
飼育水の水温を一定にする
装置です
熱帯魚の飼育では
一般的ですが
金魚の飼育でも
有用といわれてます
底面（テイメン）の砂利は
コケを抑えて
水質を安定させます
そして
緑色の水草は
色とりどりの金魚との
コントラストの点で
見栄えの相性抜群！
念押ししますが
以上の内容は
自分自身を
棚上げしてまーす
(｡-_-｡)
出会いと別れ
話を松本のエピソード
に戻します
「金ちゃん」見参！
突然現れた
仲間（６匹くらい）を
たまたま
取り置いていた
小型の金魚鉢に入れ
家族そろって
リビングに置かれた
金魚鉢で遊泳する仲間を
鑑賞するなどして
過ごしました
翌朝
目が覚め
リビングに向かうと
妻から
仲間（金魚たち）が
１匹以外
全て亡くなっている
と教えてもらい
その足で
金魚鉢を確認してみると
１匹だけ
手狭（テゼマ）そうに
元気一杯遊泳する姿が
あったのです
当初は
飼育を全て
妻子がやっていました
飼育に対する
一般的なイメージは
シンプルに
酸素ポンプのない
金魚鉢で飼う
というモノ
だと思ってます
妻子の飼育方法も
このイメージに違（タガ）わない
モノでした
酸素ポンプは使わず
水替えにより
新鮮な酸素を供給するように
していたのですが
途中から
酸素石を
金魚鉢に入れてます
成長するにつれ
水槽のサイズが大型化し
次第に
家族の間で
「金ちゃん」
と呼ぶようになり
水槽の大型化に伴って
設置場所が
リビングから
最終的に
自分の部屋に変更
水替えが妻子の手に
負えなくなったからです
水槽が自室に移って
金ちゃんとの親交が深まる
に従い
自分の
金ちゃんへの意識が
仲間から相棒
に変わった気がします
( ^ω^ )
飼育環境と寿命
最期の頃は
体長が18cmくらい
に成長（植物の場合「生長」）
してました
水槽は
かなり
大型化したため
正直
週１回の水替えは
大変そのモノ(‘_’)
恥ずかしながら
ガサツに
直接網ですくい
飼育水は全部流し
水槽内を洗剤（避けるのが無難!）で
ゴシゴシ洗い
水温には
全くお構いなし
その上
ろ過フィルターのない
酸素ポンプ
砂利・水草なし
という（劣悪な？）環境下
し・か・も
エサのあげ方に至っては
食べ残しがない程度にあげる
といった
きめ細かな配慮など
望むべくもなく
気分により
適当に
目分量で
与えてました
(>_<)
今（令和３年12月上旬）
振り返ってみれば
こんな環境下で
よくぞ約５年間も
元気に
暮らせましたネ
ホント
その生命力に
アタマが下がります
と感服！
ヒト？並みのお世話を
受けていれば
余裕で
10年超の長寿を全うできる
逸材！
と評価してます
(・ω・)
金魚の老衰について
論者によって
５～10年
８～15年
10～15年
とその幅はいろいろ
とはいえ
ネット上で
家庭での飼育の平均寿命は
３～４年
というデータをみつけて
すこーし
気がラクになりました
(｡-_-｡)
別れ際の情況
その年の夏が過ぎ
秋が深まるにつれ
金ちゃんの
水面を泳ぐ頻度が落ち
底面に
ジーっとしてるコトが
多くなります
さすがに
心配になって
ネットで調べた結果
金魚も
冬眠をするコトを知り
そうか
金ちゃんは
冬眠に入る
準備をしてるんだ
と都合よく
安易に思い込んで
すーっかり
安心してしまい
その後
２か月間くらい
その思い込み（誤解）を
微塵（ミジン）も疑うコトなく
誤解を修正する機会を
逸するコトに……
(・.・;)
後で
触れるように
金ちゃんの
小っちゃい頃からの
元気で
たくましい雄姿を
ずーっと
見続けてきたせいか
「弱る」というコトバが
アタマから
完全に
抜け落ちていました
今となっては
自身の呑気（ノンキ）さ
アホさ
にあきれ果てますけど
当時は
冬眠の点を詳しく調べて
内容を再確認する
コトもせず
２週間に１回の割合で
水替えを断行し
その際
身動きする金ちゃん
の姿を通じて
冬眠状態を
結果として
都合よく
追認してきたのです
(´・ω・)
金ちゃんからすれば
天寿が近づき
安らかに
眠りにつこうと
準備していたのに
水替えの都度
邪魔が入る
といった
不本意な状況を余儀なくされた
にちがいありません
(´-ω-`)
そうです
ガツンと
言ってやってください！
アホさを通り越して
「大うつけ」だーと
ただたーーだ！
結果オーライとの側面
もあった
と思ってます(^^)
でったぁー
十八番（おはこ）の
ポジティブ思考！
それでは
どうして結果オーライなのか
を具体的に触れてみます
金ちゃん１匹が残ったのは
既出のとおりですが
その後
妻子が
懲（コ）りずに
再度
金魚すくいにトライし
数匹持ち帰ったものの
またしても
生き残ったのは１匹だけ
でもでも
全滅を免れ
金ちゃんの仲間ができたので
（合計２匹）
喜んでいたところ
こちらの思惑（オモワク）とは
裏腹に
この２匹
仲良くするどころか
金ちゃんが泳ぎながら
もう１匹にぶつかっていく光景を
たびたび目にしたのです
エサを与えた際に
顕著でした
案の定
しばらくして
そのもう１匹は亡くなります
こうした
稚魚（チギョ）のときの
金ちゃんの
元気で力強いイメージが
鮮明に
脳裏に残っていたコトもあり
その上
自分なりに
ネット上で調べた知識も
相まって
短絡的に
この調子なら
少なくとも
７～８年は生きてくれる
はずだ
とチョー楽観視していた結果
「冬眠中又はその準備」
との誤解に至り
「お別れ」が迫る時期まで
誤解が解けないため
為（ナ）す術（スベ）もなく
ただひたすら見守りながら
最期の時まで
悶々（モンモン）とする
といった期間を
大幅に
カットできたのです
もーし
誤解するコトなく
状況を正確に把握できていたら
きーっと
何もできず傍観しながら
気を揉んでいたはず(-_-)
心情的には
自身の
アホさ加減
にかえって助けられた
感じなのです
(;^ω^)
実はいまだに
忘れ得ない場面（光景）が
あります
どういう光景かって
いうと
金ちゃんの動きが鈍くなり
冬眠状態に入ったと
誤解した最初の頃
金ちゃんが
こちら（自分）を
じーっと
ずーっと
見つめてくる場面に
断続的に
数回遭遇(‘ω’)
その視線に気づいた
初回は
こちらも
わざわざ
水槽に近づき
目線を合わせたり
したのですが
（翻ってみるならその際お互いに
観念を通じ合えたと考えてます）
以後
気に留めるコトが
なくなりました
_(._.)_
後日
冬眠状態の点が
誤解だったと分かってから
改めて
金ちゃんがこちらを見つめてきた
前記場面を想起すると
どうしても
いろいろと
想像してしまいます
元気なうちに
お別れをしようと
していたのではないか
呑気（ノンキ）そうな自分に
不満等を訴えようと
していたのではないか
最後まで
マヌケなヒトだなぁと
呆（アキ）れ返っていた
のではないか
などなど
後の祭り
になってしまい
その光景が
いまだに
自身のココロを
ぐーっさり
えぐってます
“(-“”-)”
でもでーも！
さっきも
触れましたけど
ただ手をこまねきながら
過ごすのを
強いられる期間が
大幅に
カットされたのは
ホントに
ラッキー！！
自身のアホさに
助けられ救われた
とマジで
受けとめてまーす
( ^)o(^ )
なおなお
その後
金ちゃんは
自宅の庭に
埋葬されました
“(-“”-)”
率直な感想
率直に言います
もう
金魚を飼育するコトは
ないと思ってます
(‘ω’)
個人的に感じたデメリットは
次の３点でした
まずは
水替えが大変だ
という点
お風呂場で
やってましたが
コレ以上
大型化したらどうしよう
と先行（ユ）きが不安でした
次に
部屋内に
ニオイ（生臭さ）が漂う点
一緒に
過ごしていた頃よりも
水槽がなくなった後に
強く感じた次第です
３点目は
旅行・引っ越しへの足かせ
実際には
１週間くらい
エサを与えなくても
平気・大丈夫
と認識把握したのは
調査不足も甚（はなは）だしい
とはいえ
金ちゃん亡きあとでしたが
おそらく
生前に分かったとしても
こちらの気持ち・気分まで
平気
へっちゃら
というワケにはいかず
大なり小なり
行動が鈍っていた
と容易に想像できます
(-_-)
「誤解」のないよう
（この二文字にはホント懲りました）
あえて
断っておきますけど
以上の諸点は
あくまで
「今後は」というコトであって
コレまで
金ちゃんと一緒に過ごした
日々は
忘れ難い
代え難い
思い出になってます
（●＾o＾●）
余談
従来
魚は３秒の記憶しかない
といわれてました
一般に
魚の場合
初期の脊椎（セキツイ）動物から
約４億5000万年も昔に
分岐したため
ヒトの脳とは異なり
原始的なモノの場合
長期記憶を持たず
それほど賢くない
と考えられてきたのです
でもでも
研究が進むにつれ
魚は
ヒトが思っている以上に
高度な知能を持ち
記憶力や知覚力も
備わっている
コトが
分かっています
ホント
侮（アナド）れません
( ˘ω˘ )
いやいや
かえって
金魚側から
このヒト
ホンマに
アホやぁーん！
と侮られているのかも
(・.・;)
最後に
言わせてくださーい！
観念し合えた
金ちゃんと
時代を超えて
何処（いずこ）かで
今度は
ヒト（同格の生命体）として
縁を結べる
と信じてまーす
(`･ω･´)
ただたーだ
金ちゃんの同根（ドウコン）
だとすると
ちょーっと
お手柔らかに願いたいかも
というのは
リアルな場面だと
たぶん
自分にとって
苦手そうなタイプ
の予感がするので
(・_・;)
追記１
夏への想い
注）当記事は
当ブログのホーム画面「掲示板」
更新日：R6/8/30の記事を移行したモノ
もうネ
週末なんか
待っていられませーん！
このハナ金に書いちゃいます
(#^^#)
８月も下旬に入ると
朝夕が幾分涼しげでしたけど
のーらりくーらりと
西日本に立ち寄ってる
台風10号のおかげで
残暑が駆け足で遠ざかってしまった
みたい(‘;’)
なーんか
モノ悲しいような……
(・_・)
注）というのも束（つか）の間で
翌日になったら
残暑が戻ってる感じです
(*’ω’*)
ところで
今夏（こんか）は総じて
うれしーい！
との感情で満ちてました(^^)
なんのコト？
ですよネ
実のところ
昨夏（さくか）が終わった時点では
それまで
不動の座に君臨していた
夏に対する
愛着の情・サマ
が大きく揺らいでしまい
今夏に向け
日差しが強くなり
蒸し暑くなるに従って
戦々恐々と
おそるおそる
ビクビクしながら
夏真っ盛りに突入(‘_’)
そして
いざ猛暑を過ごしてみるに
例年どおり
鏡に映る日焼けした顔を確認するにつけ
やーっぱ
大好きなんじゃーん
真夏が！
と無事鎮座（チンザ）できました
(｡-_-｡)
ではでは
どうして
そんなに夏が好きなの？
ですけど
花火もイイし
浴衣（ユタカ）姿のなまめかしさも
捨てがたいです
（イチ推しのくせに）
天の川だって
風情（ふぜい）があるし
それから
ギラギラしながらも
奥底からスカーッと
ココロが洗われる
青い空と海
（うんうん）
あと
思慕（シボ）というか
愛（イト）おしい気持ちになるのが
セミしぐれ
じみーに
隠れ推しです(^^;)
（びみょ～～）
そういえば
今夏は
セミさんの鳴き声
聴いた覚えがないかも(..)
屋外では
いつもイヤホンをしてるし
イヤホンを外（ハズ）しても
聴力の劣化が進んでるようなので
(・_・;)
それと
ムクロ（亡き骸）も見てません
生態系に影響なければよいのですが……
ここで
一句詠んでもイイですかぁ
(・ω・)
（オイ調子乗るな！）
セミ想う
日の出日の入り
涼味増し
注釈を入れると
徐々に
早朝の日の出が遅くなり
夕刻の日の入りが早まる
につれて
次第に
涼味（リョウミ）が増していく中
（秋の気配が漂うってコトだよネ）
不意に
セミさんのコトが気になってしまう
心情を詠（ウタ）ったモノです
( ^)o(^ )
（即興にしては悪くないじゃん）
注）拗音（ようおん）の「ょ」は「りょ」で１音
ちなみに「あっ」の場合
促音（そくおん）の「っ」だけで１音となるため
「あっ」は２音です(‘ω’)
賛辞（さんじ）と受けとめて
穏便（おんびん）に終了しまーす
（●＾o＾●）
追記２
痛恨の一言
思いやりに欠ける
心無い一言って
ヒトから言われた
覚えはないんですけど
自身が放った場面は消えるコトなく
負の産物として
ココロのアルバムに刻まれてます
(｡-_-｡)
🔶🔶🔶
ハッキリとした記憶はないものの
赴任先だった徳島の地での３年目
当時官舎に
母と二人で暮らしてました
家事一般は母の担当だったところ
いつも腕にヨリをかけて
食事を用意してくれる母から
ある日
作るのがしんどく
なってきたから
作ってくれる相手を
見つけてほしい！
と告げられます
そのときは
もう年なんだなぁ
くらいにしか
受けとめず
相手を見つけるつもりなんか
サラサラなかったです
食事に関し
中学高校時代を思い起こせば
都度
母から発せられる
コトバがあります
あったかい（オイシイ）うちに
早く食べてェ
なのに
毎度
冷めてから食べるハメに……
自分の都合しか考えない
ような息子でしたから(・・;)
注）当時
アツアツとヒエヒエで味に違いが出るなんて
あまり分かってなかった
のが正直なところ(^^;)
でもでも
いざ食べ始めると
マナーなんかにはお構いなしで
出されたモノをガツガツ
全て平らげてます(^_^;)
たまーに
テーブルの正面に座る母が
落ち着いて
ゆっくり食べなさい
などと注意しつつ
うれしそうに
食事の様子を見ている
のです(´･_･`)
そういった母から
今回「しんどい」発言があったので
気丈な母であっても
加齢には抗えないんだぁ
と単純に額面どおり受け取った上
結局聞き流すのでした(´ω`)
それから数日して
経緯・理由は全く覚えてませんけど
リビングにおいて
言い合いが勃発（ボッパツ）(‘;’)
その際
母に向かって言ったコトバが
ガンなんだから
でした(..)
この意味合いは
自分にとって母の存在が
お荷物になっている
というモノ
事後的に振り返れば
親子の間柄とはいえ
感情的につい口走ったモノ
であったとしても
相手の存在を全否定しかねず
酌量（シャクリョウ）の余地がない
明らかなコトバの暴力だ
と自覚できます(-.-)
そのコトバを聞いた母はリビングから
直ちに居なくなり
しばらく姿をみせなかったので
そーっと
母の部屋をのぞいてみると
かろうじて
畳の床にうつぶせになっている
状況を確認できました
正直
母のコトだから
コトバの暴力くらいではビクともしない
とタカをくくっていただけに
母の様子を目（マ）の当たりにして
言い過ぎだったと悟り
即猛省したのはいうまでもありません
(・.・;)
🔶🔶🔶
その後
職場を
大阪（４年）
京都の園部（３年）
と転々したところ
二条城近くの官舎から
園部に通っている環境の下
入院中の母が乳ガンで亡くなります
大阪時代に
母のガンを知りましたが
母のほうは
ずーっと以前から
うすうす
気づいていたようです
そして
ガンと知ったコトから
徳島での場面（しんどい発言）
での母の真意を察知します
身を固める気もなく
呑気に構えてる息子をシリ目に
不安と焦（アセ）りを感じていたはず
母のしんどい発言に思いを致す
と同時に
面前で最愛の息子からガンと言われて
生身を蝕（ムシバ）む病魔と重ねる
母の心情を想起すれば
我ながら
ガン発言の破壊力に
おののき
わななくほか
取り返しがつかない
痛恨の極みに……
(・_・)
死期に至るまで
母の生きざまに寄り添えた
つもりだし
最大級のリスペクトに値する
親の天寿の全うを見届けて
心底ナットクできる点が
せめてもの
慰（ナグサ）めになってます
(*’ω’*)
ただ思うんですよぉ
竹を割ったような性格の母だった
コトに加え
母子で生きてきたのは「何のため」
この一点にこだわり抜いていたので
次のようなメッセージを
送ってるにちがいない……と
(#^^#)
いつまで
メソメソグズグズ
してるんだぁ
さっさと切り替えて
やるべきコトをやんなさいよ
大丈夫！
きっと開けるから
こっちはみんなで
ワイワイガヤガヤ
楽しんでるので
心配いりません
気落ちしてる場合じゃない
のです
奮（フル）い立たせて
命を使い切るぞー！
( ^)o(^ )
注）「あしたのジョー」の最終話で
試合終了後リングコーナーに座った
ジョーの微笑みつつ語ったコトバが
浮かんできます(^^)/
燃えたよ… …真っ白に……
燃え尽きた…… 真っ白な灰に……
T.H.BLOG 