
1 エントロピー増大の法則
エントロピー(entropy)
っていう
コトバ
聞いたコトありますか
運動状態の混沌(こんとん)性・不規則性の程度を表す状態量
のコトで
主に
熱・統計力学で使われてます
超簡単に
言ってしまうと
乱雑さ(無秩序状態の度合い)
です
さーてと
ここで
注目したいのは
熱力学でいわれる
エントロピー増大の法則
つまーり
物事は放っておくと乱雑さ・無秩序・複雑さに向かい
自発的に元に戻るコトがない
との点です
コレについては
皆さん
日常的に
体感してます
例えば
熱湯は自然に冷めます
けど
一度
冷めた水は
勝手に
熱湯に戻りません
あるいは
コーヒーに入れたミルクは
自然に混ざりますが
一旦混ざると
分離して
元に戻ったり
しません
「覆水(ふくすい)盆(ぼん)に返らず」
との
ことわざがありますが
コレは
エントロピー増大の法則を
「言い得て妙(みょう)」
ですネ(^・^)
2 万物に当てはまる理
当初は
秩序だった状態で
あっても
ほったらかして
おくと
時の経過と
ともに
次第に
カオス(混沌)化し
無秩序の状態
に向かいます
もちろん
当宇宙も
例外ではありません
ビッグバン(火の玉)から
始まり
当初は秩序だった
モノが
急激に広がって
あちこちでガスとなり
次第に
星が出来上がり
やがて
銀河を形成するなど
乱雑化に向かう
のみならず
現在進行形で
加速膨張して
乱雑さを
増大させてます
しかも
最終的に
宇宙は
ずーっと
加速膨張を続けようが
途中から
収縮に反転しようが
いずれ
終焉を迎える
ところ
この終焉は
無秩序の最(さい)たるモノ
といえます
このようにみてくると
エントロピー増大の法則は
諸事万端(ばんたん)に当てはまる
理(ことわり)
というコトが
できそうです
3 この世の実相は善と悪の相克
主役級が
そろったようなので
そろそろ
本論に
入りましょうか
この世
いやいや
こんな大風呂敷を広げなくとも
家庭・職場・地域社会等に
目を注(そそ)ぐと
その実相は
善と悪の相克(そうこく)
といえるかもです
この視点を
もう少し
掘り下げてみます
まーず
善と悪といっても
ヒト・状況・環境等
により
相対化されてしまい
境目(さかいめ)があいまいに
なりがち
そこで
ここでは
とりあえず
「悪」とは秩序だった状態を無秩序の状態に向ける作用
「善」とは悪に対する反作用
と定めるコトにします
「悪」を
このように定めると
仰々(ぎょうぎょう)しく感じたり
しますけど
要は
個人間の信用・信頼を軽んじ
生活上のマナー・エチケットを無視し
集団のルールに従わず
社会・国家の規律(法治)に敵対する
といった
輩(ヤカラ)・組織・勢力等の
一切の言動
と言い換えても
構いません
そして
既出のエントロピー増大の法則を
実社会の諸相に当てはめた場合
どうなるかといえば
お察しのとおり!
ほっとくと
悪が横行・充満し
は・び・こ・る
のです
一方
「善」の場合
一定の方向(悪の作用)
に対して
不自然な反作用の働き
いわば逆張りの行動様式に
なりますから
一層
エネルギーを要し
フツーに
しんどくなります
もともと
悪の作用は強いので
あえて
コレに抗(あらが)うためには
それ相応に意識しないと
いつの間にか
チリ・ホコリが積もる
ように
悪の作用に感化され
飲み込まれてしまい
かねません
その上
一旦
飲み込まれて悪に染まると
そこから抜け出すのに要する
エネルギー量は
通常の
善に要する反作用量の
比では
ありません
「善」を体現し
コレを続けるのは
貴重で尊貴(そんき)なコト
なのだと
改めて
肝に銘じてます
( ^)o(^ )
なーんで
「善」を
あえて
行動規範の一つに
組み込んでるのか
そのワケが
分かりました・・・よ・・ネ
( ^ω^ )
4 余談
本文で
当宇宙の加速膨張の話にまで
及んだので
せっかくですから
宇宙創成(創造)論
との関係で
もう少し
立ち入ってみます
当宇宙が
銀河を形成したり
加速膨張するのは
自然の成り行き
だとしても
エントロピー増大の法則に
唯々諾々(いいだくだく)と
従ってるだけでは
当宇宙の創成が
何の変哲もない
至って
つまらない
筋書きになって
しまいます
もとより
空想・夢想レベルですけど
知的生命体は
(「個」でなく「総体」の意味合いです)
無秩序
ひいては
その最たる宇宙の終焉に
向かわせる
悪の作用に対し
コレに抗い
種(体)の保存という
大義を背負う
エージェント(使い)
として
その存在を
意義づけられてる
と捉えてます(^-^)
「エージェント」って
ロマンが薫る
っていうか
なーんか
サマになってませんか
いずれにしても
ミクロ(量子論)とマクロ(宇宙創成論)の
両輪が相まって
自身の世界観(死生観)の内実に
彩(いろど)りを添え
深みを与える
と受けとめるほか
この思考を
後押しするため
時空を超えろ!
(Go beyond space-time)
を標語(スローガン)に
してまーす
(後記関連記事参照のコト)
(●^o^●)
こういうのって
想って言ったモン勝ち!
ですから(^・^)
そして
万が一
知的生命体が
その大義を
果たせず
当宇宙が
終焉を迎える
ときは
知的生命「体」も滅ぶ
ように
筋書きされてる
と整理する
この頃(令和4年7月)です
( ˘ω˘ )
ちなみーに
宇宙創成論絡みの話は
下書き保存中の
(仮題)【万考・科学モドキ】宇宙(ユニバース)の終焉に際し、生命に伴う「因果」まで断絶すると考えるかどうかは、ヒトそれぞれですネ!
も踏まえないと
ピンボケ
かも(..)
あぁー
ごめんなさーい!
もうちょっと
蛇足を重ねていいですか
令和3年12月25日
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が
(James Webb Space Telescope:JWST)
ハッブル宇宙望遠鏡の
後継機として
打ち上げられ
新発見がいくつかある中で
最重要の点は
ビッグバン後
宇宙が
暗黒の時期を経たとすれば
初期に形成される銀河は
数が少なく若いはずなのに
①画像に映ってる銀河は
数が多く成熟してるコト
②ビッグバン以前の
古い銀河が発見されたコト
そして
実際
この点を根拠に
ビッグバン・宇宙膨張論に
疑問を呈する
論者もいます
ただたーだ
前記発見以降
専門家の間で
検討が進み
ビッグバンにより
膨張し続ける
当宇宙は
その端に行くほど
超光速で加速し
その結果
当宇宙の半径は
460億光年
に達してるのだ
との報告(仮説)を
目にしました
発見された銀河が
古い(推定距離が遥か彼方)とはいえ
ビッグバンの「以前」ではなく
あくまで「以後」に生じた
にすぎない点を
合理的に説明しており
すこぶるナットク!
専門家の報告を
固唾(かたず)をのんで
見守っていただけに
ビッグバン・宇宙膨張論が
保持され
内心
ニンマリでーす
(^・^)
余談・蛇足にかこつけて
かなーり
脱線した感がありますけど
最後の最後に
本稿テーマとの関係で
念のために
ダメを押すと
宇宙生成の機序がどうあれ
当宇宙の終焉自体は
今のところ
動かない・避けられない
仮説です
なので
コレまでに触れた
ごとく
無秩序の最たる
終焉に向けた
「善」と「悪」の
相克は
続くと
心得てます(-_-)
5 追記
さてさて
ツイッター上
次のように
ツイートしてたコト
すーっかり
忘れてました(;^ω^)
もちろん
本稿は
より善く生きてるヒト
への
応援歌
になってる
コトに
させてくださーい!!
(‘;’)
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